いつも四つ上の兄の背中を追いかけている…そんな子供でした。兄が陸上を始めれば陸上を始め、スケートを始めればスケートを始める。中学・高校時代はバスケットボールに熱中していました。そんなバスケットボールも兄がきっかけでしたけどね(笑)。頂点を目指しチャレンジするという、そんな青春時代を過ごしていたことが、今の自分の基礎となりました。スポーツを通して協調性や挑戦力・忍耐力が備わり、現在の仕事にも非常に役立っています。今でも私の道しるべになってくれた兄には感謝しています。

勉強は正直苦手でしたが、バスケをやっていた事で大学には推薦で入学しました。大学生になると1〜2年次で取得可能な単位のほとんどを取得し、3〜4年次は正社員のようにアルバイトに明け暮れていました。 大学卒業後は、大学時代からお世話になっていたアミューズメント会社に就職し、サービス業における接客術のいろはを学びました。特にコミュニケーションスキルやヒアリング力が問われる仕事で、必死になってこれらを身につけていきました。接客業は、お客様との距離も近く、自分の対応次第で笑顔になったり怒ってしまったりするもので、お客様が笑顔になって下さることが本当に嬉しくやりがいを感じ、13年間、この仕事を続けてきました。しかし35歳を迎えた頃、この仕事に対して徐々に物足りなさを感じるようになりました。やり尽くした感のようなものがあったのかも知れません。違う世界に身を投じて「もっと成長したい！」と漠然と思うようになり、一大決心の末、東和キャストの門を叩くことになりました。

入社後は、畑違いの派遣営業という未知の世界で大苦戦の毎日でした。そんな自分に目をかけてれ、サポートしてくれたのは代表の朝日や先輩社員、そして東和キャストの仲間たちでした。朝日はいつも社員に会うと一人ひとりに必ず言葉を掛けてくれます。仕事のことは当然のこと、プライベートな悩みにも親身になって相談に乗ってくれる兄貴のような存在です。そんな社風が会社に広まり、非常に温かい家族のような職場です。

現在では、私も入社から7年が経ち、営業部をマネージメントする重責を任されています。日々勉強の毎日です(笑)。営業メンバー個々の実績を数値化し、どのようにすれば「達成」できるか？できない理由を考えるより、できる理由を考える。いつもプラス思考で考えるようにしてますね。物事をマイナスに考えるのは簡単ですが、「無理だ！」と思ったことは達成できない。限りなく無理なことでも、できると信じて突き進んだ末に達成できた時の喜びは何にも変えられません。部下にとっても私にとっても最高の成長に繋がる瞬間といえます。これらを皆が享受し達成できる仕組みを作ることが私の使命だと思ってます。

この仕事のやりがいは、たくさんの「ありがとう」をいただけることだと思います。幼少の頃から私は人に「ありがとう！」と言われるようなことがしたい。いつもそんなことを考えていました。祖父母の教えだったのかも知れません。そして子供の頃から今に至るまで続けていることがあります。それは「家族の手伝いをすること」と「家族の誕生日には必ず手紙を書くこと」です。友人や近所の人が困っているのを見かけては走って行って助ける。他人も喜び、自分も幸せになれる「ありがとう」は魔法の言葉だと思います。東和キャストの理念は「地域で一番ありがとうをいただく！派遣会社になること」です。お客様から「人がいなくて業務が回らなく本当に困ってたけど、助けてくれてありがとう！」とお言葉をいただいたり、派遣先で働くスタッフさんから「仕事が見つからなくて非常に困っていましたが、こんなに良い職場を紹介してくれてありがとうございます！」などといった、お言葉をいただいた時に最高のやりがいを感じますね。私にとっては至福の瞬間なんです。

私が定年退職するまでにトップセールスを5名輩出することをひとつの目標にしています。トップセールスとは数字を残せるだけが条件ではないとありません。本当のトップセールスは数字だけでなく「お客様から一番求められる人・本当に頼りにされる人」だと思います。お客様が必要としている時に、必要としているものを、必ず用意する。お客様の期待に応え続け、長期的に頼られる。これが本当のトップセールスです。先ずは私自身が率先垂範で手本となり、その姿を見た部下が自分もトップセールスになりたいと思う環境にしていきたいです。安元に任せておけば営業は大丈夫だ！と全社員に認められる人物になりたいです。そして2027年には東和キャストを背負っていきたいと思っています。