中学生時代がらバレーボール部に入部し、バレーボールを始めました。主将＆エースとしての活躍が評価され、高校進学はスポーツ推薦で入学しました。しかし、オーバーワークがたたり腰の骨を疲労骨折する事態に…。心機一転、軽音楽部に入部し、バンド活動に夢中になりました。文化祭やライブハウスでの活動は今でも懐かしい思い出です。こんな仕事がしたいなどの具体的イメージがわかないまま次の進路を決めなければならず、さまざまな資格が取得できる専門学校への進学を決めていましたが、卒業間近の高校3年生の時に父が他界してしまいました。いわゆる家庭の事情で就職という進路に大きく舵を切り直すことになりました。しかし、夢などもなかった自分は父が働いていた建設関係の仕事なら、なんとなくイメージができるといった動機で、住宅リフォーム会社に就職しました。一般のご家庭に飛び込み営業をするという仲々ハードな業務でした。仕事が取れなければ上司から罵声を浴び、パワハラ上等の環境でしたね…。バレーボールで培われた根性と負けず嫌いが功を奏して、入社2週目で新規契約を獲得。入社から1年後には課長に昇進しました。しかし、この当時はリフォーム会社が乱立していた時代で、業界も飽和状態。あれよあれよと社員も減り、初めての就職先は倒産という事態に。生活のこともあったので、不動産会社に再就職しましたが業績不振による規模縮小が発表され、入社2年で自主退社を決めました。

数字を追う仕事に疲れていた私は人材派遣で働くことにしました。大手自動車メーカーでリチウムイオンバッテリーを製造する工場でした。その時初めて派遣会社の営業という仕事を知りました。担当の人の人間性やコントロール力で派遣社員のモチベーションも仕事の質も変わる。自分の意志でこの仕事につきたいというひらめきに似たやる気がみなぎり、人材派遣業への転職を決意しました。

東和キャストの求人と出会い、面接のチャンスを得た私は、面接官の方に「この会社が社員に求めるものはなんですか？ただ勤勉に出勤すれば良いのでしょうか？」というような質問をしました。今思えば失礼な質問ですよね…。その方の答えは「お客様から「ありがとう」をもらうことだけを考えてくれればいい。中村さんなりの正義を貫き通してくれれば大丈夫だよ」というものでした。この言葉に感銘を受けた私は、強くこの会社で働きたいと思いました。その面接官こそ、弊社代表の朝日でした。

東和キャストにおける私の仕事は、法人営業という仕事です。お客さまにお困りごとがないかをお伺いすることから始まります。商品を売るのではなく「お困りごとの解決」が私たちのご提供するサービスです。要らないものを無理に売るようなことは絶対にしません。ご提供したサービスの先には、お客様から「ありがとう」というお言葉をいただく未来が待っています。正直、お客様から厳しいお言葉をいただいたり、解決が困難な場合もあります。そんな時も「中村さんに依頼してよかったよ！本当にありがとうね!!」といったお言葉をいただいた時は、本当に嬉しい瞬間です。

月並みですが営業マンである限り東和キャスト内の「トップセールスマン」を目指して日々精進しています。一番になるということは誰よりもたくさんお客様から「ありがとう」というお言葉をいただいている証です。そういった背中を社員全員に見せられるようなカッコイイ男になりたいです。また業務上のプロセスやマインドの持ち方などをカタチにし、後輩や部下に対して伝えていけるようなポジションにつけるよう尽力していきたいと思います。